製油所向けSanicro 35
パフォーマンスのトレードオフを回避する
Sanicro® 35 (UNS N08935)は、標準的なステンレス鋼とニッケル合金の間のギャップを埋める画期的な合金であり、
厳しい腐食環境においてもコスト効率の高い解決策を提供します。状況に応じて、Alloy 625 や Alloy C276 の代替品としても使用可能です。
Sanicro® 35でどのようなギャップを埋めるのでしょうか?
Sanicro® 35 は、標準的な二相系ステンレス鋼やオーステナイト系ステンレス鋼の特性が不十分な場合に、高ニッケル合金に代わるコスト効率の高い選択肢としてそのギャップを埋めます。
化学組成(公称値)、% UNS N08935
C | Si | Mn | P | S | Cr | Ni | Mo | Cu | N | Fe |
≤0.030 | ≤0.4 | 0.8 | ≤0.030 | ≤0.020 | 27 | 35 | 6.5 | 0.2 | 0.30 | 残 |
高い構造安定性
Sanicro® 35はバランスの取れた化学成分により、金属間化合物が形成されにくく、最大限の性能と安定した溶接特性を保証します。